STARS
本人がヒロイン役で出演したドラマ「傷だらけのラブソング」の主題歌で、中島美嘉ちゃんの活動が、すべてここから始まった記念すべきデビュー曲です。演技も音楽のレコーディングもすべてが未経験の彼女が、懸命に自分を表現しようとする気持ちから生まれた、感動的な名曲です。
「STARS」は、完成させるのに何度も打ち合わせをして、レコーディングのギリギリまで歌詞を直していたそうです。
この曲の歌詞は、最初は悲しい感情ではじまりますが、サビにむけて未来へとむかっていくストーリーが感じられます。
ひとりの人間が、自分の夢に屈折してあきらめてしまい、自分の理想とはちがった真実が目の前にあって、願いに疲れてしまった。ですが、そんな感情のなかにも"希望"と、想いを信じる心でかすかな夢を見つけます。
それはたとえ暗闇のなかの小さな光であっても、もう一度立ち上がれば、星のように必ず輝くことができる…、そんなメッセージが、夜空と星の歌詞によって「STARS」という世界で表現されているのを感じられました。
また、この曲は中島美嘉ちゃんにとって貴重な体験があったそうです。彼女がキャンペーン中のとき、名古屋のホテルの部屋で、STARSのCDを流して歌を練習していたときに、歌がホテルの廊下まで聴こえていて、そのときホテルのマッサージのおばさんが部屋にはいってきて「歌やってるの?」と聞いて、何回もSTARSを聴いてくれたそうです!
そして、デビューしたばかりの中島美嘉ちゃんを何度も励ましてくれて、部屋から帰るとき「がんばるのよ」と二千円を握らせてくれたそうです。そのとき美嘉ちゃんは涙が出そうになったとのことです。
シングル「STARS」のカップリング曲の「TEARS(粉雪が舞うように)」は、ポジティブな印象のSTARSとは違って、切なく心にスポットをあてたスローな落ち着いた曲に仕上がっています。STARSが、光のイメージだとすると、TEARSは闇を象徴している、二面性をもったシングルです。
カップリングのTEARSのラストの詩は、美嘉ちゃんが中学生の時から日記代わりに書いていたもののひとつで、東京に来たばかりの頃の感じたままの気持ちを書いています。
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